月明かりは人を優しく包んでくれますね。
静けさの中で「ダイジョウブ」と語りかけてくれるような、その光に熱を感じる事はなくても、心だけはなぜか温かになるような。そんなお月さんのような場所を目指して旅に出ました。
2月19日(火)9:00起床。10:03、予定より18分遅れで家をでる。原宿駅まではタクシー、JR山手線で品川駅まで。品川発10:33の京急三崎口行き特急に乗車、京急蒲田駅で10:45羽田行き特急に乗り換え、羽田空港駅10:55着。チェックイン締め切りまでアト5分、空港内をかける。締め切り1分後にチェックイン。スカイマーク福岡空港往き09便、定刻通り11:20出発。「福岡空港へは定刻の13:15分到着予定」とアナウンスがあった。
空港から地下鉄で30分、そこからJRに乗り換えさらに15分。海沿いののどかな町の景色に浮かぶ雲は楽しげです。
2月の永遠のような午後に答える店主さんの声が、なんとも心地よくてね。店の中に流れる穏やかなブラジルの音楽と共鳴し、ボクの眠気を誘ったのです。それはきっと彼女が6年かけて手に入れてきたものなのだね。午後に夕暮れの色が混ざり始めてきたので、寝かせてもらったお礼と会計を済ませて店を発ちます。「また眠くなったら来て下さいね」と店主さん。たまらないな〜。そんな恋心は曖昧なままに、この町の夕暮れ時の光が、包んで温め、融かしてくれたのです。
地下鉄から出たらお月さん。予定を変えてフラリ立ち寄った小さなエスプレッソ屋は、古いビルのエントランスにありました。身体を滑り込ませるようにして店内へ。「やあ」と声をかけてエスプレッソをシングルで注文。カウンターを半身のまま奥へ。イスに半分腰掛けてエスプレッソを待つ間、店主さんと一言、三言。どうでもいい他愛も無い話。そんな会話が無くても困るようなことはないのだろうけど、そんな会話がこの世から無くなるコトは、この世からコーヒーが無くなるコトと同じだとは思いませんか?まあいいや、こんな妄想も必要の無いコトなのだろう。
街の喧噪も途切れ、ひっそりとした通りの先で出会ったカフェ。コーヒーはつくづく心意気だね。自慢の焙煎機の前でコーヒーを語る店主さんは、まるでバイクを愛する少年のようであったよ。そう、ロックンローラーのようであったってわけさ。デカイ金に振り回され、変わっていってしまう街を憂いながらも、それに負けぬ“最善”を実践されている男の、甘く、苦く、何よりも熱いコーヒー!ごちそうさまでした。